「クソゲーオブザイヤー」活動休止、2022年は異例の大賞なし 有志による企画に幕
2022年の「クソゲーオブザイヤー(KOTY)」の家庭用据置ゲーム機部門の総評が公開。
2022年は異例の「大賞なし」で幕を閉じた。
「クソゲーオブザイヤー」は5ちゃんねるにて、有志により毎年開催されている、その年の「クソゲー」を決めるイベント。
今回の結果を受けて「クソゲーオブザイヤー」は活動休止が決定。2004年から続く約20年の歴史に一応のピリオドを打った。
過去には『メジャーWiiパーフェクトクローザー』や『ファイナルソード』が大賞を受賞
「クソゲーオブザイヤー」は、2004年から開催されているその年の「クソゲー」を決めるイベント。
年間を通じて、実際にプレイしたゲームの選評を有志がスレッドに投稿。スレッド内での検証を経て候補作が決まり、大賞や総評が決定する。
過去には『メジャーWiiパーフェクトクローザー』や『ファイナルソード』が大賞を受賞し、スレッド内だけでなく、SNSや動画投稿サイトなどでも大きな注目を集めた。
もともと家庭用据置ゲーム機のみを対象とし、家庭用ゲーム板で開催されていた「本家」のみだったが、一時期は携帯ゲームソフト板などで派生したイベントが開催されていた。
なお、2016年には乙女ゲーム部門、2018年には携帯機部門が休止している。
クソゲーが出ないことは良いことです。この言葉では、もう締められそうもない
何をもって「クソゲー」とするかにはスレッド内の議論で決められた様々な基準があり、進行不能バグや、ゲームバランスの崩壊、ストレスのかかる演出や不便なUIなどが対象。
一方で「クソゲー」というセンセーショナルな言葉に注目が集まり、「クソゲーオブザイヤー」を離れて「クソゲー」の称号が独り歩きし、論争が巻き起こる場面もあった。
SF作家でゲームレビュアーとしても活動する赤野工作さんは、「クソゲーオブザイヤーはクソゲーオブザイヤーそのものの影響よりも、一世代と言っていいくらいクソゲーオブザイヤーのノリを受け継いだ人間達を生み出したことの方が影響が大きい」と振り返っている。
近年では、スレッドへの投稿頻度が低下しただけでなく、スマートフォン向けゲームやSteamなどPCプラットフォームで販売される形式が一般に普及。
公開された総評でも、「かつてはほとんどパッケージしかゲームはなく、一年にそれほど数も出ない時代ですべてのゲームを確認することも比較的簡単」「対して現在はダウンロード版などでゲームがあふれ全てを確認することはできなく」なったと、時代の移り変わりに触れている。
総評は、「つまらないゲームの殆どが単につまらないだけの「虚無」になってしまった」としつつ、「クソゲーが出ないことは良い事です この言葉では、もう締められそうもない」と、スレッドではお馴染みのフレーズで締められている。
引用:KAI-YOU/Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/115ac0af48058010b9100aa9a8db86262eaba565
プレイしてないケースすらある
steamに氾濫してる今は意味無いね
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Source: アニはつ -アニメ発信場-