舞台「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」などの植木豪さんが演出を務め、舞台「xxxHOLiC」などの畑雅文さんが脚本を手がける。ラッパーのKEN THE 390(ケン・ザ・サンキューマル)さんが音楽監督を務め、ミュージカル「テニスの王子様」第4シーズン、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」などの三浦香さんが作詞を担当する。
大阪・オリックス劇場で2023年1月7~9日、東京・日本青年館ホールで1月14~24日に上演する。
「進撃の巨人」は、圧倒的な力を持つ巨人たちを相手に人類が絶望的な戦いを挑む姿を描いたマンガ。諫山さんのデビュー作で、2009年9月に「別冊少年マガジン」(講談社)の創刊タイトルとして連載をスタートし、2021年4月に最終回を迎えた。
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◇諫山創さんのコメント
この度の舞台化の話を聞いた時は、以前大変悲しい事故がありましたので心配になる気持ちがありました。しかし舞台関係者の方々は重々承知の上で、より細心の注意を払い舞台へ臨まれるものだと思います。そういったものを踏まえた上で今回の舞台化を祝福し楽しみにしたいと思います。何より連載が終わった「進撃の巨人」で、見る方も作る方も楽しんでいただけますとうれしいです。ありがとうございます。
◇岡宮来夢さんのコメント
あの「進撃の巨人」がミュージカルになります。一読者として本当に楽しませていただいているこの作品を、エレン・イェーガーとしてしっかり体現できるように、一つ一つ積み上げて大切に創っていきたいと思います。人間の怒りや悲しみといった負の感情が込められた作品なので、気軽に見に来ていただくことは難しいかもしれません。でも、そういった生々しい感情、絶望に立ち向かっていく強い想(おも)いを、舞台ならではの“生”の熱量で届けたいと思っています。必ず皆さんの期待を超える作品になると思います。ぜひ見に来ていただけるとうれしいです。
◇植木豪さんのコメント
原作を初めて読んだ時に、巨人のビジュアルに圧倒され、吹き出した蒸気、剥き出しの筋肉、骨の間からの眼光に巨人の脅威を覚え、この作品のとりことなりました。壁に閉ざされた世界から自由を求めて戦うエレンたちの姿は力強く、現在の困難な状況に立ち向かう我々の姿とも重なります。「進撃の巨人」を愛する全ての皆様に応援いただけるように真摯(しんし)に向き合い演出させていただきます。
◇週刊少年マガジン編集部
「進撃の巨人」がミュージカルになります。ご存知の方も多いと思いますが2017年に一度発表させていただいた舞台を不慮の事故により中止させていただいた経緯があります。今回は別のカンパニーによる取り組みとなりますが、編集部としては当時のスタッフ・出演者・関係者・お客様のことをよく顧みて、今回の舞台に真摯に取り組みたいと思っています。何よりも安全第一で、そして関わってくださったすべての人が必ず楽しめるものにしていきますので何卒よろしくお願いいたします。
◇キャスト(敬称略)
エレン・イェーガー:岡宮来夢▽ミカサ・アッカーマン:高月彩良▽アルミン・アルレルト:小西詠斗▽ジャン・キルシュタイン:福澤侑▽マルコ・ボット:泰江和明▽コニー・スプリンガー:中西智也▽サシャ・ブラウス:星波▽ハンネス:村田充▽キース・シャーディス:林野健志▽ディモ・リーブス:冨田昌則▽カルラ・イェーガー:舞羽美海▽グリシャ・イェーガー:唐橋充▽ハンジ・ゾエ:立道梨緒奈▽リヴァイ:松田凌▽エルヴィン・スミス:大野拓朗▽Blade Attackers:Toyotaka、RYO、gash!、SHINSUKE、HILOMU、Dolton、KENTA、GeN、KIMUTAKU、下尾浩章、下川真矢、横田遼、橋渡竜馬、中西彩加、MARISA、松本ユキ子、陸、NONN、河島樹来
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Source: 超・マンガ速報 – 進撃の巨人